第十回アシテジ未来ミーティング
1月28日(木) 20:00~22:00 zoomにて
テーマ
「アーティスト・実演家を知る コロナ禍の現状と期待」
講師
- こんにゃく座 高橋氏
- ロバの音楽座 松本氏
- パントマイム 山本氏
- 江戸糸あやつり 上条氏
- 楠原竜也氏
- チィーキィーパーク
- 劇団かかし座 後藤氏
7名の方にお話をいただきました。
司会:片谷茜
全体的に
新型コロナウイルスが登場した2020年2月
その頃から公演やワークショップなどは延期・中止となり、収入が無くなりとても大変だった。
講師の方々からのお話
こんにゃく座 高橋氏
- 公演は2019年より30%減・2020年7月から公演を開始。嬉しい反面、感染者が出たときのリスクなどの不安が多かった。
しかし、1つ1つのことを丁寧に取り組めた、作品としてもいいものを届けられた
ロバの音楽座 松本氏
- 第一回目の緊急事態宣言の時に、キャンセルが相次いだ
- メンバーは毎日集まって今までになかったディープな練習をした
- 2020年7月に公演ができた。文化をと出してはいけないというスタッフがいて、開催することができた
- 今失ったものを考えるよりも今何を得たのかを考えるようになった・充電時期だと思った。
パントマイム 山本氏
- 動画をリレーしていくのがあって、僕に回ってきたのでやってみた
一生懸命作ったら意外と評判良かった
その後も配信をしたり動画を作ったりして流した - 4ヶ月ぶりの公演は体力がもつか心配だった
- 接触するところを減らした
- コロナ禍前とお客さんの熱意が違う。見たい気持ちが伝わってきた
江戸糸あやつり 上条氏
- いつも仕事以外はこもっているものなので、自粛生活が元々あった
- 動画を作れるわけではないので、作っていない
- 当初お客さんの間を1m開けなくてはいけないというルールがあって、「それって大道芸なのか?」「自分の作り出したい空間あのか?」などと思うことから公演をしていない
- 時間ができたので、糸あやつり人形の歴史を辿っていくことにした
- 何か歴史を残すお手伝いができないかと思っている
楠原竜也氏
- 狙いは、他者と触れ合うということをワークショップの内容の半分しているので、コロナ禍でのワークショップは難しかった
- 離れていても繋がっている、ことを大切にしている
- 人類が経験したことがないことが起きると新しいものや変えるべきことが変わるのだと思う
チィーキィーパーク
- マニアックな作品などを作っていた
- 新型コロナウイルスの影響は、感性に関しては、いい影響を与えていくのではないかと思った
- 日常からちょっと離れた空間を作ることができるのがアートの力
- 大事なことから目を離さないようにしていきたい
劇団かかし座 後藤氏
- 皆さん、どんなに明るく話をしていても苦しいに違いない
それを乗り越えていきたいけれども、難しいのではないかと思う
緊急事態宣言の2回目が2021年1月に出された時点で「かなり厳しい」と思っている
その後フリートークをしました。
次回
第十一回アシテジ未来ミーティング
2月11日(木) 20:00~22:00 zoomにて
テーマ
「学校/施設/地域を知る」
司会:片谷茜